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美術館について

美術館協議会

平成28年度第1回北九州市立美術館協議会議事録

名称

平成28年度第1回北九州市立美術館協議会

議事

(1)議題1 平成27年度 事業実施結果について
(2)議題2 美術館友の会の活動状況について
(3)議題3 北九州市立美術館運営評価について

開催日時

平成28年8月1日(月)14時〜16時

開催場所

北九州テクノセンター 808会議室

出席者

(委員)
吉武 弘喜 九州造形短期大学名誉教授
山梨 俊夫 国立国際美術館館長
中村 渉 北九州商工会議所参事
川浪 千鶴 高知県立美術館企画監兼学芸課長
永津 美裕 北九州市立大学大学院名誉教授
林 光孝 北九州市立菅生中学校教頭
松榮 聡 福岡県立ひびき高等学校教員
大島 まな 九州女子大学人間科学部教授
大庭 明美 北九州美術家連盟
原田 美紀 原田・川原法律事務所弁護士
谷 美紀 株式会社 U・M・ⅰ 代表取締役
(事務局)
西村 勇晴 北九州市立美術館館長
勝原 雄一 北九州市立美術館副館長
木原 生晴 普及課長
林田 薫 普及課普及係長
那須 孝幸 学芸課学芸係長
髙田 勝彦 普及課分館長
江藤 ますみ 普及課普及係
小松 健一郎 学芸課学芸係
重松 知美 学芸課学芸係
奥田 亜希子 学芸課学芸係
長峰 真奈美 学芸課学芸係
山下 理恵 学芸課学芸係

議事の概要

平成27年度事業実施結果及び平成27年度運営評価について、意見をいただいた。

議事経過

事務局 平成28年度第1回北九州市立美術館協議会を開催します。
会長 まず、報告1「平成27年度事業実施結果」及び報告2「美術館友の会の活動状況」について、事務局より説明をお願いします。
事務局 (報告1「平成27年度の事業実施結果について」説明)
(報告2「美術館友の会の活動状況について」説明)
会長 ただいまの説明についてのご意見・ご質問等ありましたら、お願いします。
委員 平成27年度の企画展収入について、予算と決算に大きな乖離があります。
平成28年度予算も同じ様に作られているのですか。
事務局 目標予算として設定しており、平成28年度も同様です。
会長 他には何かありますか。
それでは引続き、事務局から議案の説明をお願いします。
事務局 (議案1「北九州市立美術館運営評価について」説明)
会長 各委員の評価を取りまとめた評価結果についての説明でしたが、ご意見・ご質問等ありましたらお願いします。
委員 地元作家の寄贈を受ける場合、状態が良くないものも多く、修復費が必要になります。長期的な保存計画を立てる場合に、修復費というお金が組み込めますか。現在は、購入と修復の予算は別になっていますが、購入費と修復費をあわせて準備することは出来ますか。また、展覧会開催費として、修復費を組み込むなどの工夫をしながら、計画的な修復を行うことも考えていかなくてはならないのではないでしょうか。
事務局 年々修復費は減少しており、修復すべき作品は増えていますが、予算が減っているのが現状です。
委員 作品の価値に関わらず、修復費用はかかります。専門家に見てもらい、一通り見積りを取り、何が必ず要るものかを確定させると、低予算でも可能なものもあるので、出来ることもあるのではないでしょうか。
委員 購入・寄贈について、一定の基準や方針はありますか。
これからは、作品の維持管理の時代に入るので基準が必要となります。
コンディションチェックの件数だけでは評価がしづらいです。状況・結果も表し、今後の優先順位をつけると、今後の対策にも活かせるのではないでしょうか。
また、各委員の意見を他の委員も共有できるようにしてはどうですか。全体内容が見えたほうがわかりやすいと思います。
事務局 寄贈を受ける時には、学芸の方で収集方針・状態とあわせて判断し、収集委員会にかけ手順をふんで厳選したものを受けており、一定の基準はあります。
委員 5,000点もの作品のチェックを行った際、どういったチェックを行っているのかなど、具体的な作業が見えると評価しやすいです。
会長 購入の中にインスタレーションが含まれていますが、構成して展示するなどの時間・手間・費用などのリスクがあると思いますが。
事務局 作家と十分に話し合い、作品の構成やメンテナンスについて覚書を交わした上で購入しています。
委員 修復、寄贈、寄託、購入については、数字だけでなくその裏の作業など、実態が知りたいと思います。
研究・調査の目標については、集めた作品をどう公共財産にするのか。作品そのものが他の館や展覧会でどう使われたかなどの、作業や努力も表してはどうですか。郷土の作品が増えるほど、地域の方に魅力的に還元するのは難しくなります。郷土美術の普及も、教育普及へも関係してきますし、重複している部分も沢山あると思います。
Bの評価項目に、貸出記録、学芸の研究会・研修会の参加、コレクションを地域資源に活用するための努力なども含めてはどうですか。
次の5ヵ年の評価の際に、目標に水面下の努力も増やしてはどうでしょうか。
会長 地域、地元の人への普及に努めることは必要だと思います。
委員 「紀要」は論文にこだわらなくてもよいのではないですか。
評価の理由を、休館中としているものもありますが、目標を定める時に考慮して決定するか、または設定時と状況が変わったときに、目標を変更して評価を行うことも可能だったのではないでしょうか。
委員 目標の設定の方法に問題があったように思えます。
また、調査研究を行った数だけでなく、成果を示して欲しいです。何にどう活かされたのか、わかるものがありません。
会長 そういったものを様式の中に含め、経過報告、検討過程などを紀要にまとめてはどうでしょうか。論文にこだわらなくてもよいのではないですか。
委員 教育普及の「幅広い年代」のくくりは、大きすぎるのではないですか。
中高年に向けてなのですか。具体的に行えるように、具体化・意識化してはどうですか。高知県美では、ギャラリートークを行う際には、英語版と手話版は行っています。
会長 観光客、海外の人に対しては何かプログラムはありますか。
委員 海外では、デイ・ケアやリハビリの一環として認知症の人及び介護をする人へのプログラムもあります。学校だけではなく、子どもや家族、親、地域へのアプローチも必要です。
委員 街中にあるのに、美術館が知られていないことを感じました。
本館が開館している時でも、シャトルバス発着場所や時間などもわかりませんでしたので、市民センターなどにも掲示して欲しいです。
委員 作品のチェック後の内容の内訳はどうなっているのですか。
所蔵品の75%をチェックしたのであれば、その修復の要否、点数、パーセンテージなども示して欲しいです。
他の美術館でも同じ問題があるのであれば、修復家が絶対的に不足しているのだと思われます。子どもの頃から修復士の存在を教えることも含め、養成、サポートなども考えてみてはどうですか。
事務局 作品のチェックについては、修復の要否確認ではなく、状態の確認を行っています。また、作品が劣化していても全て修復の対象となる訳ではありませんので、数値で表すのは難しいです。
会長 修復を学びたい学生は結構いますが、教えている場所は少ないのが現状です。これまでは美術館も作品を購入し収集してきましたが、これからは維持管理・メンテナンスが必須になります。
教育普及の評価シートの書き方についてですが、目標の倍も達成しているものであれば、「目標どおり達成できた。」ではなく、「目標を超えて、十分に達成できた。」など表現の仕方、書き方など細かい配慮も必要だと思います。
委員 教育の現場からの意見ですが、美術館に行く経験のない子どもたちには、美術館賞教室などは貴重な体験になるので、休館中の本館の代替として何か行っていただけませんか。教育大の先生が学校へ来て行うなど、非常に良い経験だと思います。
ワークショップを、リバーウォークなど人が集う場所で行うのも良いことだと思います。
委員 ボランティアについて、以前は大人以外に、子どもや学生対象のものもあったと思いますので検討をして欲しいです。
市の施設等とのコラボは良いと思いますので、もっと行って欲しいです。
市民団体は、展示場所がなくて、黒崎市民ギャラリーに集中して困っています。八幡市民会館も閉鎖されましたし、市民の展示場所のことも考えて欲しいです。
委員 予算の件で質問です。修復費や購入費を分けてではなく、大々的な展覧会を行うとなれば、修復・研究なども必要となってきますし、美術館の運営のためという形で、管理運営費として含めて予算を要求することは出来ないのでしょうか。
事務局 修繕料としては、単年度の予算の中では行っていくのは無理だと思いますので、全体の予算額をだして、何年間かの計画を立てて要求していかなければと思っています。
会長 その他に何かありませんか。
会長 それでは、議題の北九州市立美術館運営評価について、事務局から提案がありました「評価結果」を承認してよろしいでしょうか。
≪委員≫ 異議なし。
会長 北九州市立美術館運営評価について、事務局案を承認します。
会長 その他の事項ですが、委員の皆様あるいは事務局から何か協議事項や報告はありませんか。
事務局 ありません。
会長 ありがとうございました。
以上で、本日の議事を終了いたします。
事務局 ありがとうございました。
委員の皆様、長時間のご協議お疲れさまでした。
これをもちまして、平成28年度第1回北九州市立美術館協議会を終了いたします。

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