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企画展

展覧会

リニューアル・オープン記念
英国最大の巨匠 ターナー 風景の詩 Turner and the Poetics of Landscape

2017年11月3日(金・祝)~2018年2月4日(日)

英国最大の巨匠 ターナー自画像

ウィリアム・アラン《ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー》制作年不詳 インク・紙
エディンバラ、スコットランド国立美術館群 ©Trustees of the National Galleries of Scotland

ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775-1851)は、イギリスで最も偉大な画家であり、風景画の歴史において最も独創的な画家のひとりです。卓越した技法によって、嵐の海景、崇高な山、穏やかな田園風景など、自然の多様な表情を描くとともに、古代の美を呼び覚ます歴史風景画にも取り組みました。光と空気に包まれた革新的な風景表現は、今日においても多くの芸術家にインスピレーションを与えています。
ロンドンに生まれたターナーは、10代で地誌的水彩画家として出発し、若い頃からその才能が認められ、20代の若さでイギリス美術の最高権威、ロイヤル・アカデミーの正会員となりました。イギリス国内はもとより、フランス、スイス、イタリア、ドイツなどヨーロッパ各地を旅行し、たくさんの風景画を描きました。また、詩集の挿絵や地誌に関する出版物など多くの版画も残しています。
本展は、ターナーの画業と芸術の全貌を、イギリス各地と日本国内の美術館から選りすぐってご紹介します。最新の知見をもとにターナー芸術を再考し、その核心と魅力に迫ります。

会期 2017年11月3日(金・祝)~2018年2月4日(日)
開館時間 9:30~17:30(入館は17:00まで)
休館日 月曜日(ただし月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、翌火曜日が休館)、年末年始(12月29日~1月3日)
会場 北九州市立美術館本館
(〒804-0024 福岡県北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21番1号)
主催 ターナー展実行委員会(北九州市立美術館、毎日新聞社、RKB毎日放送)、スコットランド国立美術館群
後援 ブリティッシュ・カウンシル、毎日メディアサービス・サンデー新聞、九州旅客鉄道株式会社、西日本鉄道株式会社、北九州モノレール、筑豊電気鉄道株式会社、株式会社スターフライヤー、北九州市、北九州市教育委員会
協賛 北九州銀行、大日本印刷
協力 日本航空
展覧会ホームページ http://turner-kitakyu.com/
展覧会Twitter https://twitter.com/turner_kitakyu
観覧料 一般  1400(1200)円
高大生 800(600)円
小中生 600(400)円
※( )内は前売りおよび20名以上の団体料金。なお障害者手帳を提示の方は無料。年長者施設利用証(北九州市交付のもの)を提示の方は2割減免。 ※本券チケットでコレクション展もご覧いただけます。 ※前売り券は、ローソンチケット(Lコード:81723)、チケットぴあ(Pコード:768-591)、セブン-イレブン、ファミリーマート、小倉井筒屋、黒崎井筒屋、北九州モノレール主要駅、筑豊電鉄主要駅で販売。 ※ローソンチケット、チケットぴあ、セブン-イレブン、ファミリーマートについては、展覧会開催中は当日料金での販売となります。
◆第1章. 地誌的風景画
若い頃のターナーは、個々の土地や地形を正確に再現、記録することを目的とした地誌的風景を描くことに取り組み、画家としての出発は素描家、水彩画家でした。本章では、ターナーが丹念なデッサンと着彩で仕上げた特定の場所の野外スケッチを紹介します。

《ソマーヒル、トンブリッジ》1811年展示 油彩・カンヴァス エディンバラ、スコットランド国立美術館群 ©Trustees of the National Galleries of Scotland

《ソマーヒル、トンブリッジ》1811年展示 油彩・カンヴァス
エディンバラ、スコットランド国立美術館群 ©Trustees of the National Galleries of Scotland

《ストーンヘンジ、ウィルトシャー》1827-28年 水彩・紙 ソールズベリー博物館 On loan from The Salisbury Museum, England

《ストーンヘンジ、ウィルトシャー》1827-28年 水彩・紙
ソールズベリー博物館 On loan from The Salisbury Museum, England

◆第2章. 海景-海洋国家に生きて
日本と同じ島国のイギリスでは、海景画は主要な芸術のジャンルでした。海を愛したターナーは、海が持つパワーを絵で表現しようと果敢に挑戦し、絶大な人気を博しました。特に《風下側の海辺にいる漁師たち、時化模様》は、ターナー自身が晩年に買い戻そうとして叶わなかったというエピソードがあります。
《セント・オールバンズ・ヘッド沖》1822年頃 水彩・紙 ハロゲイト、メーサー・アート・ギャラリー ©Mercer Art Gallery, Harrogate Borough Council

《セント・オールバンズ・ヘッド沖》1822年頃 水彩・紙
ハロゲイト、メーサー・アート・ギャラリー ©Mercer Art Gallery, Harrogate Borough Council

《風下側の海辺にいる漁師たち、時化模様》1802年展示 油彩・カンヴァス サウサンプトン・シティ・アート・ギャラリー on loan from Southampton City Art Gallery ©Bridgeman Images / DNPartcom

《風下側の海辺にいる漁師たち、時化模様》1802年展示 油彩・カンヴァス
サウサンプトン・シティ・アート・ギャラリー on loan from Southampton City Art Gallery ©Bridgeman Images / DNPartcom

《ヘレヴーツリュイスから出航するユトレヒトシティ64号》1832年展示 油彩・カンヴァス 東京富士美術館©東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom

《ヘレヴーツリュイスから出航するユトレヒトシティ64号》1832年展示 油彩・カンヴァス
東京富士美術館©東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom

◆第3章. イタリア-古代への憧れ
1819年に初めてローマを訪れたターナーは、特にイタリアにおいて、古代の世界の美や物語性のある風景スケッチに取り組みました。《モンテ・マリオから見たローマ》では、現在ローマ市庁舎のあるカンピドリオの丘を確認することができます。

《ヴェスヴィオ山とサン・サルヴァトーレ修道院》1794-97年 黒チョークに青、灰、茶のウォッシュ・紙 エディンバラ、スコットランド国立美術館群 ©Trustees of the National Galleries of Scotland

《ヴェスヴィオ山とサン・サルヴァトーレ修道院》1794-97年 黒チョークに青、灰、茶のウォッシュ・紙
エディンバラ、スコットランド国立美術館群 ©Trustees of the National Galleries of Scotland

《モンテ・マリオから見たローマ》1820年 水彩、スクレイピングアウト・紙  エディンバラ、スコットランド国立美術館群 ©Trustees of the National Galleries of Scotland

《モンテ・マリオから見たローマ》1820年 水彩、スクレイピングアウト・紙
エディンバラ、スコットランド国立美術館群 ©Trustees of the National Galleries of Scotland

◆第4章. 山岳-あらたな景観美をさがして
山岳に魅せられたターナーは、スケッチのためスコットランドの高地からアルプスに至るまで足を運び、崇高な山岳風景を描きました。交通手段があまりなく、気軽に遠方へ旅行ができない当時の人々にとって、それは視覚的な驚きと新鮮な感動をともなうものでした。

《スノードン山、残照》1798-99年頃 水彩、スクレイピングアウト・紙  エディンバラ、スコットランド国立美術館群 ©Trustees of the National Galleries of Scotland

《スノードン山、残照》1798-99年 水彩、スクレイピングアウト・紙
エディンバラ、スコットランド国立美術館群 ©Trustees of the National Galleries of Scotland

《《コニストンの荒地》1797年頃 水彩・紙 郡山市立美術館

《コニストンの荒地》1797年頃 水彩・紙
郡山市立美術館

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