展覧会・イベント
高橋 秀+藤田 桜――素敵なふたりTakahashi Shu and Fujita Sakura: A Lovely Couple
本館
2020年1月4日(土)~2月24日(月・振休)

ちょっと心がくすぐられる、生命感あふれる有機的なフォルムの作風で知られる高橋秀(1930-)は広島県福山市で生まれ、1961年に安井賞を受賞しました。藤田桜は東京に生まれ、現在の大妻女子大学を卒業後、少女雑誌『ひまわり』の編集者として若き日を過ごしました。やがて、ふたりは出会い、1958年に結婚します。新居を世田谷・弦巻に定め新生活をスタートさせましたが、1960年代はじめには日本を離れ、ふたりはイタリアにわたり2004年までの41年間、ローマを暮らしと制作の拠点としました。
高橋は現代美術作家としてヨーロッパ各地、そして日本でも作品を発表し、藤田は布貼り絵という独特な表現で、子供向け図書の表紙絵や絵本の制作を重ねました。現在、ふたりは岡山県倉敷市の沙美海岸にアトリエを構え、互いに90歳前後となってもなお、それぞれに作品の制作を続けています。本展では、この素敵なふたりの歩みと、その創作の軌跡を最近作も交えてご紹介します。
- 会期
- 2020年1月4日(土)~2月24日(月・振休)
- 開館時間
- 9:30~17:30(入館は17:00まで)
- 休館日
- 月曜日(ただし月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、翌火曜日が休館)
- 場所
- 北九州市立美術館本館
〒804-0024 福岡県北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21番1号
TEL:093-882-7777 - 観覧料
- 一般 1,100(900)円
高大生 600(400)円
小中生 400(300)円
- ( )内は前売りおよび20名以上の団体料金。なお障害者手帳を提示の方は無料。北九州市在住の65歳以上の方は、2割減免(公的機関発行の証明書等の提示が必要)。
- 前売り券は、ローソンチケット(Lコード:82000)、チケットぴあ(Pコード:685-000)、セブン-イレブン、ファミリーマート、小倉井筒屋、黒崎井筒屋、北九州モノレール主要駅、筑豊電鉄主要駅で販売。
- ローソンチケット、チケットぴあ、セブン-イレブン、ファミリーマートについては、展覧会開催中は当日料金での販売となります。
- 主催
- 高橋秀+藤田桜展実行委員会(北九州市立美術館、読売新聞社、FBS福岡放送)、美術館連絡協議会
- 後援
- 九州旅客鉄道株式会社、西日本鉄道株式会社、北九州モノレール、筑豊電気鉄道株式会社、株式会社スターフライヤー、北九州市、北九州市教育委員会
- 協賛
- ライオン、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜
- 協力
- 日本通運、玉島テレビ放送
イベント
作家によるギャラリートーク※申込み不要、ただし本展観覧料が必要です。
- 日時
- 2月1日(土)11:30~12:00 講師:藤田 桜氏
2月15日(土)14:00~14:30 講師:高橋 秀氏、藤田 桜氏 - 会場
- 展覧会場内
学芸員によるギャラリートーク※申込み不要、ただし本展観覧料が必要です。
- 日時
- 1月11日(土)、1月26日(日)、2月9日(日)、各日14:00より
- 会場
- 展覧会場内
カフェ・ミュゼ 期間限定特別メニュー
本展にあわせ、美術館2Fカフェ・ミュゼでは期間限定の特別メニューをご提供します。
※カフェ・ミュゼを運営する千草ホテルでは、高橋秀の壁面レリーフ《感応》が常設展示されています。展覧会とあわせてお楽しみください。