展覧会・イベント

いまや世界共通言語となった日本の漫画=MANGA。その起源には、さまざまな説があります。

この展覧会では、江戸時代の諷刺表現である戯画を現代日本で認識されている漫画的な表現の出発点とし、戯画の表現による浮世絵版画から明治・大正時代の諷刺漫画雑誌、昭和戦中期の子ども向け漫画までの、日本の漫画の変遷を紹介します。

幕府の改革、幕末の動乱、近代化、社会の矛盾や事件、庶民の日常など、浮世絵の戯画はさまざまな事柄を時にこっけいに、時に批判を込めて伝えました。そして明治になり、新聞や雑誌など近代的ジャーナリズム媒体の誕生と共に戯画は挿絵へ、そして漫画へと姿を変え、漫画雑誌が刊行されるに至り、大衆が楽しめる新しい絵画表現として確立しました。

日本の漫画約230年の歴史を、ぜひ会場でご覧ください。

東アジア文化都市2020北九州
会期
2020年9月19日(土)~11月8日(日)
会期中、一部の作品を展示替えいたします
(前期 9月19日(土)~10月11日(日)、後期 10月13日(火)~11月8日(日))
会場
北九州市立美術館本館
〒804-0024 福岡県北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21番1号
開館時間
9:30~17:30(入館は17:00まで)
休館日
月曜日(ただし9月21日(月)、9月22日(火)は開館し、9月23日(水)が休館)
観覧料

一般 1,200(1,000)円
高大生 800(600)円
小中生 600(400)円

  • ( )内は前売りおよび20名以上の団体料金。なお障害者手帳を提示の方は無料。北九州市在住の65歳以上の方は2割減免(公的機関発行の証明書等の提示が必要)。
  • 前売り券は、ローソンチケット(Lコード:81645)、チケットぴあ(Pコード:685-343)、セブン-イレブン、ファミリーマート、小倉井筒屋、北九州モノレール主要駅で販売。
  • ローソンチケット、チケットぴあ、セブン-イレブン、ファミリーマートについては、展覧会開催中は当日料金での販売となります。
主催
GIGA・MANGA展実行委員会(北九州市立美術館、毎日新聞社、テレQ)
協賛
株式会社ゼンリン
後援
九州旅客鉄道株式会社、西日本鉄道株式会社、北九州モノレール、筑豊電気鉄道株式会社、株式会社スターフライヤー、北九州市、北九州市教育委員
監修
清水勲(漫画・諷刺画研究家、元京都国際マンガミュージアム研究顧問、元帝京平成大学教授)
協力
京都精華大学国際マンガ研究センター/京都国際マンガミュージアム
備考
館内では新型コロナウイルス感染症対策を実施しておりますので、ご協力をお願いいたします。