展覧会・イベント

 画家・安野光雅(1926‐2020)は、島根県津和野町に生まれ、自然あふれる土地でさまざまな空想をめぐらせ、絵描きになることを夢見て少年時代を過ごしました。1950年に上京、小学校で図画工作を教えるかたわら、本の装丁や挿絵などを手がけます。1961年に教員を辞め画家として独立し、1968年『ふしぎなえ』で絵本作家デビュー。その後は画家、絵本作家、装丁家、また執筆活動など、幅広い分野で活躍を続けました。独自の世界観で美しく繊細に描かれた作品は国内外で人気を得て、国際アンデルセン賞画家賞をはじめ、数々の賞を受賞し高く評価されました。こうした作品の原点には、津和野で育まれた幼い頃の体験や教員時代に試行錯誤した経験が投影されています。
 本展では、創作の出発点である教員時代に着目し、学校の授業科目に見立てた構成により、多彩なジャンルの作品を紹介します。ユーモアとふしぎにあふれた安野光雅の世界をお楽しみください。
CMスポット

会場
北九州市立美術館本館
開館時間
9:30~17:30(入館は17:00まで)
休館日 月曜日(※月曜日が祝日又は振替休日の場合は開館し、翌火曜日が休館。ただし8月13日(火)は特別開館)
観覧料
一般1,300(1,000)円、高大生800(600)円、小中生600(400)円
※( )内は前売りおよび20名以上の団体料金。なお障害者手帳を提示の方とその同伴者1名 (身体障害者手帳については等級が1~4級の場合に限る)は無料。北九州市在住の65歳以上の 方は2割減免(公的機関発行の証明書等の提示が必要)。
※前売り券は、オンラインチケット(北九州市立美術館HPより)、ローソンチケット(ローソン、 ミニストップ)、チケットぴあ(セブン-イレブン)、セブンチケット(セブン-イレブン)、e+イ ープラス(ファミリーマート)、小倉井筒屋、北九州モノレール主要駅などで販売。
※オンラインチケット、デジタルチケットは展覧会開催中は当日料金での販売となります。
公式オンライン
チケット
●イーティックス・オンラインチケット

●美術展ナビチケットアプリ

※事前にチケットアプリ「美術展ナビ」のダウンロードが必要です。
※美術展ナビ チケットアプリはスマートフォン専用となります。タブレット端末ではご利用いただけません。(推奨環境:iOS 13以降、Android 6.0以降)
主催・後援等
主催 安野光雅展実行委員会(北九州市立美術館、朝日新聞社、毎日新聞社、読売新聞社)
後援 九州旅客鉄道株式会社、西日本鉄道株式会社、北九州モノレール、筑豊電気鉄道株式会社
企画協力 津和野町立安野光雅美術館、株式会社アートワン
イベント
【記念講演会】
7月6日(土)10:30~12:00(開場10:00~)
演題 「安野光雅の世界」
講師 大矢鞆音氏(津和野町立安野光雅美術館館長)
会場 北九州市立美術館本館 アネックス3階レクチャールーム(定員80名)
※聴講無料。当日9時30分より美術館1階インフォメーションにて整理券を配布。

【スライドトーク】 
学芸員が展覧会の見どころを解説します
7月13日(土)、7月27日(土)、8月10日(土)
時間 11:00~(30分程度)
会場 本館1階 エデュケーションルームA(各回定員20名)
※聴講無料。各回とも当日10時より美術館1階インフォメーションにて整理券を配布。

【子ども向けスライドトーク】
8月13日(火)11:00~(30分程度)
会場 本館1階 エデュケーションルームA(定員20名)
※聴講無料。当日10時より美術館1階インフォメーションにて整理券を配布。

※8月13日(火)ほ『キッズ&ユース・デー』。大学生以下は観覧無料です。
詳細はHPをご覧ください。