展覧会・イベント
コレクション展Ⅱ 特集 版元からみる浮世絵の名品
本館
2025年10月4日(土)~2026年1月18日(日)

国内外の近現代美術を主軸とした当館コレクション約8,000点のうち、浮世絵版画は約1,400点にのぼります。これまで館内外の多くの展覧会で紹介されてきた当館の浮世絵を、今回は「版元」という存在に着目して特集展示いたします。
版元は、浮世絵版画制作の企画から制作の監督、さらには宣伝、販売までを担う、いわばプロデューサーのような存在です。版元は、大衆の嗜好や流行を見極め、あるいは先取りしながら浮世絵の題材を決め、それを描くにふさわしい絵師を選びます。また、浮世絵制作には絵師が描いた版下絵をもとに、彫師、摺師などの職人たちが関わり、多くの作業工程を経て完成します。そういった制作の一切を取り仕切るのも版元の重要な役割でした。
本展では、さまざまな版元たちが江戸時代の出版業界でしのぎを削るなかで生み出した浮世絵版画の名品の数々を展示します。そのほか、ルノワールやルオーなど西洋絵画の名品や、2025年が昭和元(1926)年から数えてちょうど100年目の「昭和100年」に当たることから、1926年前後に描かれた作品も併せてご紹介します。
また、今回は同時期に開催されるいのちのたび博物館「べらぼう」におもしろい印刷展もコラボします。両方お楽しみください。
版元は、浮世絵版画制作の企画から制作の監督、さらには宣伝、販売までを担う、いわばプロデューサーのような存在です。版元は、大衆の嗜好や流行を見極め、あるいは先取りしながら浮世絵の題材を決め、それを描くにふさわしい絵師を選びます。また、浮世絵制作には絵師が描いた版下絵をもとに、彫師、摺師などの職人たちが関わり、多くの作業工程を経て完成します。そういった制作の一切を取り仕切るのも版元の重要な役割でした。
本展では、さまざまな版元たちが江戸時代の出版業界でしのぎを削るなかで生み出した浮世絵版画の名品の数々を展示します。そのほか、ルノワールやルオーなど西洋絵画の名品や、2025年が昭和元(1926)年から数えてちょうど100年目の「昭和100年」に当たることから、1926年前後に描かれた作品も併せてご紹介します。
また、今回は同時期に開催されるいのちのたび博物館「べらぼう」におもしろい印刷展もコラボします。両方お楽しみください。
- 会期
- 2025年10月4日(土)~2026年1月18日(日)
- 会場
- 会場 北九州市立美術館 本館3F コレクション展示室
- 開館情報
- 開館時間 9:30~17:30(入館は17:00まで)
休館日 毎週月曜日(※月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、翌火曜日が休館)、
12月30日(火)~1月3日(土) - 観覧料
- 一般300(240)円、高大生200(160)円、小中生100(80)円
※( )内は20名以上の団体料金。
※障害者手帳を提示の方とその同伴者1名(身体障害者手帳については等級が1~4級の場合に限る)は無料。北九州市、下関市、福岡市、熊本市、鹿児島市にお住まいで、65歳以上の方は公的機関が発行した証明書を提示で観覧料90円。 - 関連イベント
- 学芸員によるギャラリートーク
日時:10月25日(土)、12月13日(土)11:00~(30分程度)
会場:コレクション展示室内
※申し込み不要。参加無料。ただし、本展観覧料が必要です。
博物館×美術館連携企画 浮世絵ギャラリーツアー
博物館と美術館、2つの展覧会の担当学芸員が揃い、対談形式でギャラリートークを行います。
日時:11月15日(土)
①11:00~ 会場:当館 コレクション展示室内
②14:00~ 会場:いのちのたび博物館 特別展会場内
※申し込み不要。参加無料。ただし、それぞれの展覧会の観覧料が必要です。
※片方のみの参加も可能です。各館への移動は参加者ご自身でお願いします。 - いのちのたび博物館特別展
(当館所蔵の浮世絵多数出品予定) - 「べらぼう」におもしろい印刷展
10月11日(土)~12月7日(日)
印刷は、古来より進化し続ける技術です。本展では商業出版が盛んになった江戸時代を中心に、当時の書籍、錦絵、摺物などを展示し、現在にも通じる豊かな文化を紹介します。
問い合わせ:北九州市立自然史・歴史博物館
(北九州市八幡東区東田2-4-1 093-681-1011 https://www.kmnh.jp)
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