展覧会・イベント

今からちょうど30年前の1993年、北九州市立美術館はクロード・モネの《睡蓮、柳の反影》を収蔵しました。以来、この作品は国内外の重要な展覧会にも貸し出されるなど、当館コレクションを代表する作品となりました。さらにこの年、北九州市で「第2回国際鉄鋼彫刻シンポジウム」が開催され、フランク・ステラが新日鐵(現・日本製鐵)の協力を得て《八幡ワークス》を公開制作し、同じく当館の所蔵作品となりました。本展は、《睡蓮、柳の反影》が初公開された「夏の常設展」や企画展「日本のポスターベスト100展」の出品作、第2回国際鉄鋼彫刻シンポジウムと参加作家たち、1993年に制作された作品などを紹介し、当時の美術を振り返ります。 コレクション展示室内での現代作家の招待シリーズ「guest room」第8弾では、タイのアーティスト、ナウィン・ラワンチャイクンが旦過市場をはじめとする市内のリサーチに基づき制作した新作を発表します。
会場
北九州市立美術館 本館 コレクション展示室
開館情報
9:30~17:30(入館は17:00まで) ※10月7日(土)は20:00まで開館(入館は19:30まで)
休館日
休館日 毎週月曜日 ※ただし月曜日が祝日の場合は開館し、翌火曜日が休館
観覧料
一 般 300(240)円
高大生 200(160)円
小中生無料
  • ※( )内は20名以上の団体料金。
  • ※障害者手帳を提示の方とその同伴者1名(身体障害者手帳については等級が1~4級の場合に限る)は無料。 詳しくはこちらをご覧ください。

  • ※北九州市、下関市、福岡市、熊本市、鹿児島市にお住まいで、65歳以上の方は公的機関が発行した証明書を提示で観覧料90円。
同時開催
guest room 008 Navin Rawanchikul ナウィン・ラワンチャイクンPlace of Rebirth 新生の地
関連イベント
■学芸員によるギャラリートーク
日時:第3日曜日 14:00~(30分程度)
※申込不要、本展観覧料が必要です

■完成記念お披露目上映会とアーティスト・トーク
日時 2023年8月26日(土) 16:00-17:30 〈申込不要/参加無料〉
会場 北九州市立商工貿易会館 7階 702号会議室
北九州市小倉北区古船場町1番35号
内容 16:00-17:00 『Place of Rebirth─新生の地/無法松への手紙』上映 17:00-17:30 ナウィン・ラワンチャイクンのトーク (聞き手 北九州市立美術館館長 後小路雅弘)

タイと福岡を拠点に国際的な活躍を続けるアーティスト、ナウィン・ラワンチャイクン。本プロジェクトでは、再開発事業で取り壊される旦過市場をはじめ、北九州市の文化、歴史、人々の記憶を取材し、そこに暮らす人々の思いと作者の人生が交錯する作品を発表します。
本展出品の映像作品『Place of Rebirth─新生の地/無法松への手紙』の完成を記念し、お披露目上映会とアーティスト・トークを開催いたします。

作品リスト
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