展覧会・イベント
横尾龍彦 瞑想の彼方
Yokoo Tatsuhiko: Beyond the Realm of Meditation
本館
2022年12月17日(土)~2023年1月22日(日)
横尾龍彦(1928-2015)は、日本とドイツを拠点とし、瞑想を通じて内奥から沸き上がるイメージを作品化し続けた画家です。
1928(昭和3)年、福岡市に生まれ、現在の北九州市若松区で少年時代を過ごした横尾は、東京美術学校(現・東京藝術大学)日本画科で学んだのち、中学校の美術教師を務めながら北九州で制作活動を開始しました。1965(昭和40)年に初めて渡欧し、1年弱の滞在中、スイスのジュネーヴで個展を開催しています。帰国後は、聖書や神話を題材とした幻想的な作風が注目を集め、国内だけでなくスイスやアメリカ、ドイツ、オーストリアなど、欧米各地で作品を発表しました。
1978(昭和53)年からルドルフ・シュタイナー研究会に参加するとともに、鎌倉の三雲禅堂で禅の修行を始め、西洋の神秘主義と東洋の禅思想の融合を試みるようになります。1980(昭和55)年にドイツに渡ると、やがて書に通じる力強い筆線や激しい飛沫を特徴とする抽象画へと画風を大きく変化させます。1993(平成5)年には埼玉県秩父市にアトリエを構え、日本とドイツを往復する活動を晩年まで続けました。
本展は、1960年代のシュルレアリスム風の作品から後期の抽象画に至る絵画作品に加え、公開制作の記録映像や聖像彫刻などを展示し、横尾の全経歴を辿ります。
1928(昭和3)年、福岡市に生まれ、現在の北九州市若松区で少年時代を過ごした横尾は、東京美術学校(現・東京藝術大学)日本画科で学んだのち、中学校の美術教師を務めながら北九州で制作活動を開始しました。1965(昭和40)年に初めて渡欧し、1年弱の滞在中、スイスのジュネーヴで個展を開催しています。帰国後は、聖書や神話を題材とした幻想的な作風が注目を集め、国内だけでなくスイスやアメリカ、ドイツ、オーストリアなど、欧米各地で作品を発表しました。
1978(昭和53)年からルドルフ・シュタイナー研究会に参加するとともに、鎌倉の三雲禅堂で禅の修行を始め、西洋の神秘主義と東洋の禅思想の融合を試みるようになります。1980(昭和55)年にドイツに渡ると、やがて書に通じる力強い筆線や激しい飛沫を特徴とする抽象画へと画風を大きく変化させます。1993(平成5)年には埼玉県秩父市にアトリエを構え、日本とドイツを往復する活動を晩年まで続けました。
本展は、1960年代のシュルレアリスム風の作品から後期の抽象画に至る絵画作品に加え、公開制作の記録映像や聖像彫刻などを展示し、横尾の全経歴を辿ります。
- 会期
- 2022年12月17日(土)~2023年1月22日(日)
- 休館日
- 月曜日
※ただし1月9日(月・祝)は開館し、翌10日(火)が休館
※12月29日(木)~1月3日(火)は年末年始休館 - 会場
-
〒804-0024北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21-1
TEL093-882-7777
https://www.kmma.jp - 開館時間
- 9時30分~17時30分(入館は17時まで)
- 観覧料
一 般 1,200(1,000)円
高大生 800 (600)円
小中生 600 (400)円- ( )内は前売りおよび20名以上の団体料金。なお障害者手帳を提示の方は無料。北九州市在住の65歳以上の方は2割減免(公的機関発行の証明書等の提示が必要)。
- 前売り券は、ローソンチケット(ローソン、ミニストップ)、チケットぴあ(セブン-イレブン)、セブンチケット(セブン-イレブン)、e+イープラス(ファミリーマート)、小倉井筒屋、北九州モノレール主要駅で販売。
- ローソンチケット、チケットぴあ、セブンチケット、e+イープラスについては、展覧会開催中は当日料金での販売となります。
- 主催
- 横尾龍彦展実行委員会(北九州市立美術館、読売新聞社)
- 後援
TNCテレビ西日本、九州旅客鉄道株式会社、西日本鉄道株式会社、
北九州モノレール、筑豊電気鉄道株式会社、株式会社スターフライヤー- 協賛
- 株式会社イトーキ
- 特別協力
- 公益財団法人日動美術財団
- その他
- 会場内では新型コロナウイルス感染症対策を実施しておりますので、ご協力をお願いいたします。
- イベント
- 学芸員によるギャラリートーク(いずれも30分程度)
日時:12月17日(土)14:00~
1月 7日(土)14:00~
1月14日(土)14:00~
場所:展覧会場内
※申し込み不要、ただし本展観覧料が必要です - 出品作品リスト (※R4.12.20 修正分掲載)
- 横尾龍彦―瞑想の彼方 出品リスト